盲目の道筋で一致団結した闇払う旗だが、まだまだ仲間意識は低い。
特にアルマはリリィを「夢見た小娘」と思っている。そんな状況という想定。
娘を助けてほしいという依頼を深夜受けた闇払う旗は、ゴブリンがいるという炭鉱へ入って行った…。
失敗したら村人からあらぬ非難を受けるかもしれない、という言葉。
確かにありそうだものね、誰も悪くないのに…。
けど受け取らないぞ。絶対成功して帰ってくるのだ!
少女を探すぞー!ってことになってるけど、明らかにこれゴブリンの仕業ではないのよね?!
まず女の子探そう!
そのお兄さん全身黒づくめでデカいので女の子怖がるんじゃ!?って思ったけど、こういうところで口調が優しくなるのいいなぁ。
女の子を保護してとっとと炭鉱でるぞい。
やはりいると思ったよ!!
「置いていけるわけないじゃないですか!!」って咄嗟に背負ってそうなリリィ。
_お人好しで_猪突猛進なわけだ。
ここからの展開が本当に痺れる。
「倒そうと思うな!とにかく耐えろ!いいか、あの怪物を日の下に晒せ!そうすれば、勝てる!」
とか叫んでそうじゃないですか参謀殿が。
ぴんぴんしてる~~~!!やったね!!
根性を見せた戦士。ただの英雄の夢をみる女子じゃないんだぜ。
これを機に、「こいつは意外と根性あるな」ってアルマは思っていてほしいんですよね…。
年齢もアルマの方が上なので、先輩というか。
彼も夢を持っていてがむしゃらに頑張っていた時期があったので、昔の自分を少し思い出したりしているんじゃないかな。
男女コンビはいいぞ。闇払う旗は恋愛関係がないくせに親友はあるんだから!(私の趣味です)