死を刻む針


いつものように依頼を受けた闇払う旗は、『デブリス』という場所に滞在する。

どうやら、ここは『デブリスの時計塔』と呼ばれる名物がある村らしい。

 

デブリスで起きた、奇妙な事件の真相とは―――?

(2018/9/22 執筆開始)

 

第一話 山賊退治

 

第二話 いつものように

 

第三話 闇からの襲撃

 

第四話 仲間の真意

 

第五話 事情徴収

 

第六話 ひとりぼっちで、


登場人物

 

シャマル

闇払う旗のリーダー。聖職者だが、吸血鬼である。

アルマの双子の弟であり、彼とは正反対の性格を持ちながらも、兄弟仲は非常に良い。

 

アルマ

闇払う旗の参謀。重力魔法を使いこなす魔術師。

シャマルの双子の兄であり、彼とは正反対の性格を持ちながらも、兄弟仲は非常に良い。

 

さくら

闇払う旗の盗賊。身軽ですばしっこい。

PT内のムードメーカーだが、やるときはやるしっかり者。最年少。

 

リリィ

闇払う旗の戦士。可憐だが、たくましい槍使い。

まっすぐで礼儀正しい性格をしている。お人好しすぎて、たまに損をすることも…。

 

レイヴン

闇払う旗の死霊術師。魔族という希少種でありながら、天然。

死霊術師にしては珍しく、穏やか。けれど頭の良さは疑いようもなく、稀に参謀代理を務めることも。

 

クロー

闇払う旗所属の獣人。黒豹の獣人で、気まぐれ。

自己ルールで生きているために、シャマルと喧嘩することが多い。弱肉強食がモットーであり、力こそすべてと思っている。


用語紹介

 

闇払う旗

シャマルたちの冒険者PTの一行名。冒険者としての実力は中堅程度。

 

デブリス

小さな村。隣にあるイングヒルという大きな街にいつも隠れているが、物価が安いので外から来た冒険者にとってはありがたい場所。